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私北村保子は平成9年の市議選で初当選させていただき、
早や20年となりました。この間皆様には絶大なるご支持 ご支援をいただき今日まで任務を果たして参ることが出来ました。本当にありがとうございました。私は、昨年市制 百周年を迎えた尼崎市が、市民のみなさまにとり安心して住み続けることが出来る『まち』に一歩一歩着実に近づいて行けるよう心がけ、日々の議会活動に専念しております。かつてのような元気な魅力のある尼崎をとりもどすためには、まず他都市への人口の流出を食い止めなければなりません。そのためには、若いファミリー世帯の定住と転入の促進をはかる施策を打ち出すことが最も重要であると考えております。学力向上・身体能力向上・技芸向上など、各個に適した、各家庭に応じた教育環境整備および教育内容充実を積極的に進め、若い方々に注目していただかなくてはなりません。

しかし、前述とは逆に解決してゆかなくてはならない問題もあります。不登校問題です。教育委員会によりますと、現時点尼崎市で不登校の子どもが中学生407名、小学生120名、総数で527名もいるというデーターがあり、この数は学校1校分に等しいといわれており、これは大問題です。彼ら(彼女ら)が登校できるようになり、友達と交流し、遊び、勉強も運動も出来る状態にするか、もしくはたとえ学校に通えなくとも相応に充実した生活を享受し、なおかつ教育サービスも受けられるような仕組みを構築しなくてはならないと思っております。

来年平成30年度内には、城内地区に築城四百年を記念して尼崎城が再建されます。このお城はミドリ電化の創業者安保詮氏が尼崎市への恩返しにとご寄付(10億円相当)されたものです。現時点、コンクリート4階建て建築中ですが、完成後永遠に続く維持管理の件をしっかり見据え、シルバーさんに丸投げしてはならず、しばらくの間は尼崎市が責任をもって管理運営し、ご寄付いただいた安保さんへの感謝の意を表さなくてはならないと考えております。

また平成30年1月より、保健福祉センターが市の南北2ヶ所に統廃合され開設します。南部は阪神電車出屋敷の駅前リベル内に、北部は塚口サンサンタウン内になります。この件については賛否両論の意見があり、以前よりも遠方へ出かけなくてはならなくなる方にとり果たして市民サービスに適っているのか不安を感じておりますが、多額の投資をし設備や内容も充実しており市民の方々に喜んでいただけると当局は胸を張って申しておりますので、期待をしつつ経過観察することにいたしております。

平成31年1月には長年の念願であった尼崎養護学校が本庁舎南側=梅花小学校跡に西宮市田近野町から移転して参ります。尼養市内移転については、「より近場」という市民ニードに適っており、私の母=ヨシ子の念願でもあったので、大変喜ばしく感じております。
最後になりますがその昔、産業都市として発展の一途をたどってきた尼崎市の中心は数多くの工場があった南部地域の件です。現在、なおざりにされている感のある南部地域を再活性化させ、真の意味での夢と希望に満ちあふれた尼崎をとりもどすため精一杯取り組んで参りたいと考えております。

2017年5月

尼崎市議会議員 北村保子 きたむらやすこ尼崎市議会議員 北村保子 きたむらやすこ尼崎市議会議員 北村保子 きたむらやすこ尼崎市議会議員 北村保子 きたむらやすこ尼崎市議会議員 北村保子 きたむらやすこ

 

『Yaccoのおもい』9>
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